今日もお弁当作りお疲れ様です。
毎日のお弁当作りって大変ですよね。
そんな毎日のお弁当作りを頑張っている私たち、
頑張ろうとしている私たちって最高^_^
お弁当歴30年超、じみ弁派の私でも
献立作りって億劫なものです。
調理は始まってしまえば、なんとかなるけど・・・
という方も多いのではないでしょうか。
「メニューがマンネリ化してしまう」
「見た目が茶色くなりがち」
「味付けが単調になってしまう」
「あともう一品あればすき間が埋まるのに」
そんな毎日べんとう派が抱えるストレス原因の
「あるある」を乗り越えるための、私なりのコツを
ご紹介しますので参考になるものがぜひお試しください。
≪「毎日べんとう」を続けるコツ≫
① 「映えたい」気持ちは卒業する。
② 定番、好きなもので気楽に~まずはスペースを埋める。
③ 余裕のある時のつくりおきは忙しい毎日の助っ人
④ 素材x味付けの組み合わせを変えてバリエーションアップ
⑤ トッピングで+α
「映えたい」気持ちは卒業する。
お弁当を作ろうと決心した瞬間は、
モチベーションも最高潮です。
その出来上がりのイメージも、
インスタの映える画面が思い浮かびがちです。
いったん、それ忘れましょう。
彩りが鮮やかで、見た目華やかなお弁当は
食欲をそそるし、ふたを開けた時の
高揚感は格別です。
でも。それを毎日続けるのって、
結構なプレッシャーですよね。
自分のために作るにしても、
誰かのために作るにしても、
一度そんなお弁当にありついてしまったら
次も、また次も、となかなか抜け出せなくなって
しまいます。
一生懸命作ったのに、がっかりされるなんて
耐えられません。
私自身もそれなりに他人の目も気になりますし
素敵なお弁当にしたい時期もありましたが、
毎日は無理!と卒業しました。
定番、好きなもので気楽に~まずはスペースを埋める
珍しい食材や見た目が華やかな映える
メニューにはめったに手を出しません。
近所のスーパーにそれほど変わった食材なんて
ありませんから定番食材をガンガン使いまわします。
そして何より好みがありますから
好きな食材、得意な食材の登場回数は
どうしても増えがちです。
メニューもある程度の繰り返しは
良しとします。
うちのお弁当は、卵焼きとプチトマト、
ブロッコリーOR青菜のお浸しは
1軍のレギュラーメンバーです。
(まずは、赤、黄、緑の三原色を確定します)
同じ色味で代わりとなる別の食材があるときには
代打出場もありますが、これでいったん良しと決めて
準備をしておけば、あとは随分と
気楽に作れます。
まずは自分の好きなものと定番メニューを
ひとまずお弁当箱に詰めてみれば
ある程度のスペースは埋まります。
余裕のある時のつくりおきは忙しい毎日の助っ人
いつも私は週末に大まかな下ごしらえや
仕上げの直前までの半調理品を
まとめて作りおきします。
仕上げの時に半調理済みの食材同士を
組み合わせます。
例えば、
・ミックスきのこのソテー
・なすの素揚げ
・茹でホウレンソウ
・豚スライス肉の茹でしゃぶ
・マーボーたれ
・魚のみそ漬け、塩こうじ漬け
・鶏肉のオイスターソース漬けやカレーぢぇ
などなどです。
それに加えて、常備菜を
週末にいくつか作り置きしておきます。
主なメニューはスーパーの総菜売り場に
いつもあるようなひじきや切り干し大根など
乾物やおでん風の煮物類や和え物、
数日の日持ちが可能なサラダで水分が出にくく、
お弁当にも向いているポテトサラダなどです。
煮物とサラダ類があれば、味のバランス
品数ともに随分充実するはずです。
常備菜のつくりおきがあれば、
ちょっとだけ空いたお弁当箱のすき間を
埋める「あと一品足りない」という時に
とっても重宝します。
お弁当のふたを開けた時の
片寄り事件を防ぐこともできます。
素材x味付けの組み合わせを変えてバリエーションアップ
おかずのバリエーションって
自分の作ったことのあるメニューの
ローテーションだけだとすぐに尽きてしまいますよね。
同じ食材を使っても、別の料理を
食べているような満足感を得るため、
私は素材x味付けの掛け算でバリエーションを
増やす工夫をしています。
他のおかずの食材や調理法、
味付けも考えながら、
味や調理法の偏りが出ないように
調整します。
例えば、
鶏肉がある場合、
揚げる | グリル | 炒める | 和える | 蒸す・ゆでる | トッピング | |
塩コショウ・ハーブソルト | ||||||
みそ味 | ||||||
醤油味 | ||||||
カレー味 | ||||||
塩こうじ | 〇 | |||||
トマトソース | ||||||
コチュジャン | ||||||
チリソース | ||||||
オイスターソース | ||||||
ウスターソース | ||||||
マヨネーズ | ||||||
甘露煮 |
など、味付けと調理法のカテゴリーから
かけ合わせれば、一つの食材からでも
この表の中だけでも可能性は
計算上80以上のメニューにものぼります。
(もちろん中には合わないかけ合わせもあります)
同じ食材でも下味のたれやソースを変えると
まったく別の料理になるので
圧倒的にレパートリーが増えます。
ほかのおかずは同じ列や行に
なるべく重ならないように決めていきます。
もう早くも今週1週間のメインは
決まりそうな予感がしませんか?
トッピングで+α
映えは卒業すると言っておきながら
今更ですが、少しは見栄えも気にします。
トッピングはじみ弁派の私としても
最低限の見栄を張る部分です。
これは完全に仕上がりの見た目ですね。
彩りの帳尻を合わせるために
足りない色をつけ足したり
全体のまとまりやバランスを整えるために
上からトッピングを振りかけて
物足りなさを補っています。
(ごまかしているともいう・・・)
つまり、最終段階での微調整も可能だということです。
まとめ
ずぼらでめんどくさがりを
絵にかいたような私が弁当づくりを
30年以上にわたって続けることが
なぜできたのか・・・
私にも今もってわかりません。
その時の生活スタイルや状況に応じて
柔軟に考えや方法を変えていった結果
今に至ったのだと思います。
うまくいかないときは一休みしながら
気楽にとにかくやってみるのがいいのではないでしょうか?
明日も弁当作りが待っている。